「新しい生活様式」。2020年はそのはじまりの年となりました。ユタカはこの元年にお客様に提供できる価値を、再定義しました。これまでの30年を超える実績・経験を活かし、「空間づくりのコーディネーター」として、どんな場所でも、お客様のニーズにあわせた空間に仕立てあげていきます。
「新しい生活様式」で言われる安全な場所づくりもそうですが、場所や内容に限りはありません。ただ絶対に譲らないのは、これまで培ってきた創造性と美しさへのこだわりです。こんなやり方ができるのかとか、こんなにきれいに仕上がるのかとか、やっぱりお客様に喜んでいただきたい。エコだったり、効率だったり、創造性豊かに、工夫できるところはたくさんあります。まさにALLです。全てに創造性を込めて、求められる空間を、生み出し続けます。
「空間づくりのコーディネーター」として、創造性と細部の美しさにこだわり、新しい空間を、提案していきます。
「南大門薪猿楽図」(「春日若宮御祭礼絵巻」下巻より):江戸時代 所蔵:春日大社
奈良、興福寺の南大門の儀。薪能の始まり。
春日若宮おん祭は、保延2年(1136年)より現在まで880余年の歴史をもちます。 江戸後期には、畳敷きの前席と雛壇式の後席に整備され、現代の野外劇の客席設営に近付いています。見物席にみられる仮設物などポータブル化された部材を用いた設営技術は、現在の私たちの仕事に通じます。古くからの技術を継承し、また催事を美しく彩るという想いをこの先につなげていくことは、ユタカの大切な使命のひとつと考えます。
※春日大社様より写真資料をご提供いただきました。
絵巻画像の使用許可をいただいたことに、深く感謝いたします。
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